人気ブログランキング | 話題のタグを見る

秋の夜長に見た映画

コメント欄に変なコメント入る時ってありますよね?
あ~いうのは「一生やってろ。。」って感じですが
やっぱり大迷惑!それで承認制にしてたのですが承認制にした途端
全くそういうコメントが入らなくなった。。。。(なんで?)
またはずしてみようかな。。。。

さてイタリアは夜の9時にはもう真っ暗です。
気温もぐっと下がって昼間開けておいた窓も夜閉めないと
次の日喉がやられそう。。娘も朝寝起きだけ軽くコンコンとしてるし(涙)

今日は最近見た3つの映画の事。
(興味ない方はパスして下さいね)

最初はパリが舞台の「のだめカンタービレ最終楽章 前編」
単純に面白い、パリの街がきれいで西洋人が日本語で話してるのも
(字幕を追わなくて)いい、最大の魅力はオーケストラのシーン。
演奏されてる曲が作られた背景を千秋が指揮をしながら説明してくれるので
その曲を理解しながら観客となって一緒に楽しめる。
秋の夜長に見た映画_d0137699_040340.jpg


漫画が原作だけど今までになかったクラッシックの聴かせ方ですよね、
あまりクラッシックに詳しくない私でも、ホントに楽しめます!
個人的に好きな「いぶし銀の黒木君」が出てきて嬉しかったです。
知らない人ごめんなさい

次はタイが舞台の「サヨナライツカ」
監督は「私の頭の中の消しゴム」のイ ジェハン監督です。
バンコクの独特な空気感が伝わってくる映像で全体的に美しくまとまっている
映画だと思います。
秋の夜長に見た映画_d0137699_055379.jpg

ただ沓子(中山美穂さん)がなぜオリエンタルホテルの
スイートに住み贅沢な暮らしが出来るのか。。。とか
なぜバンコクを発ったのか、25年という月日を経て豊(西嶋秀俊さん)と
再会する辺りから終わりまで感情移入しずらい展開で
もう少し2人の背景の描写が欲しかったのが正直な感想。

これは辻 仁成さんの原作を読まないとだめだなって思いました(笑)

最後はあえて「ローマ」と言いますがローマが舞台の
「アマルフィ 女神の報酬」
CXの開局50周年記念作品。。。なんですが
突っ込みどころ満載、何でもかんでも誰でも(役者)詰過ぎ。。。

「アマルフィのきれいな景色でも見てみるか。。」と見始めたけど
アマルフィは20分位しか出てこないでほとんどローマ市内のロケです。
ローマで9歳の女の子がホテルでいなくなり身代金目的の誘拐事件と思われたが、
実は国際的な政治事件に発展していく。。。という話なのだけど。。。
秋の夜長に見た映画_d0137699_115854.jpg


母親役の天海祐希さんが始め娘を誘拐され取り乱しながらも
気丈に振舞う強い女性だったけど(夫が亡くなった後一人で育ててきたという設定)
ホテルのベランダで黒田(織田裕二さん)の肩で泣くシーンは
「自分だったら。。」と考えると感情移入できて泣けました。

とにかく映画の前半はまだしも後半はまるで違う映画を見てるようで
4人のテロリストの事件と関わる複雑な背景が必要だったのでは。。?と
思いました。
サラ ブライトマンの歌のシーンは良かったです。

イタリア語は織田裕二さんより「冷静と情熱のあいだ」の
竹之内豊さんの方が上手でしたよ(笑)

まだ映画を見てない方には全くつまらない内容でしたね。
いずれもパソコンで無料で見れるこのご時世に感謝する秋の夜長でした。
by moconail5ott | 2010-09-03 00:21 | その他
<< ジェノヴァの車窓から 季節交代 >>